医師である著者だが、その人生は数々のハプニングに彩られている。1970年「よど号ハイジャック」時、機内に居合わせ、4日後生還。また、聖路加国際病院の院長時代、地下鉄サリン事件が発生。著者の判断で、当日すべての外来受信を停止し、急患の対応に正面から向き合った。 本書は内科医として、人命に寄り添ってきた体験から学び取った人生哲学。厳しさと優しさがにじみ出る一冊。