戦後、沖縄には数年の「密貿易時代」があった。密貿易は極度の物資不足に悩まされた沖縄が生き延びるための手段だった。 本書はその時代の沖縄の闇であり、救いの光でもあった女傑「ナツコ」をめぐるノンフィクション。当時の沖縄の熱度と、ナツコの人物の潔さ・格好良さが心地よい。秋の夜長におすすめの1冊。